オタクはグッズとどう向き合っていけばいいのか問題
前回書いたこのエントリ、
糖尿病を3ヶ月で克服した件で食生活をつらつら書いてみる - かーずSPのはてな
食生活を改善したことで食費も浮いて、フィギュアを買った話をしたんですが、それがこちらです。
いや~超絶可愛すぎるんですがっ!
このフィギュア、ひと目写真を見た時から一目惚れして、ずっと欲しかったんですが半年以上も延々と「欲しい~欲しい~買いたい~」と悩み続けてました。
Amazon見ると分かるんですが、やっぱり高額なんですよね。これは迷います。
でも値段以上に躊躇していたことがありました。
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最近好きな作品の一番くじやら、ファミマやローソンのコラボが非常に増えてきまして、でもそのニュースを見るたびに内心叫んでいるのが、
「俺の部屋そんなに広くねーから!」っていう悲痛な叫びです。
長年オタクをやっていくと、本やCDやグッズが部屋を圧迫する問題ってのが年々深刻な事態になってきます。
幸い本やCDはテクノロジーやインフラの進化のおかげで、電子書籍や音楽配信という形式で解決したものの、依然グッズ関係は増える一方。
もちろん、作品が盛り上がるのはファンとしても凄く嬉しいんですよ! でも買っても置く場所ないですからっ! というアンビバレンツに日々苛まれてます。
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そうなると、フィギュアってのは値段の高さもさることながら、設置スペースという意味でも僕にとっては最大級に贅沢な嗜好品なんです。
結局モノを所有して部屋に置いておくということは、その分の空間の家賃を払っているのと同義なので、物理的な物体を持つこと自体が贅沢な行為だと気づいた次第。
だから4000円くらいのねんどろいどの方が、安いし小さいので、それで自分を誤魔化そうとしていた時期もありました。
でも例えば4000円のねんどろいどが自分にとって80%の満足度で、体積も1/5だとしましょう。
でもそれを5体買って80%x5倍になっても、100%のセリシア&シャルのフィギュアの満足度には届かないということを、フィギュアをニヤニヤ眺めながら本能で気づいた次第。
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つまり結論としては、どうしても欲しいグッズは、最高級の逸品を一つだけ所有するというのが、部屋の狭いオタクにとっての、趣味との向き合い方なのかもしれません。