運を支配する (幻冬舎新書) 桜井章一 (著), 藤田晋 (著) 感想
運を支配する (幻冬舎新書) Kindle版 桜井章一 (著), 藤田晋 (著) 感想
無敗伝説の麻雀の鬼こと桜井章一氏と、サイバーエージェントの藤田晋社長による運の哲学。
>麻雀でも、ビジネスの世界でも、懸命に努力したからといって必ず勝てるわけではない。勝負に必要なのは、運をものにする思考法や習慣である。その極意を知っている人と知らない人とでは、人生のあらゆる場面で大きな差がつくのだ。
とあるように、桜井氏の麻雀哲学→藤田氏がそれをビジネスに置き換えて解説、の構造になっている。
・目標はだいたい、アバウトでいい。かっちり決めてしまうと、融通がきかなくて失敗する
みたいに。ぶっちゃけいろんな自己啓発書で語られている内容と大差がないんですが、だからこそ正しいことが書いてあるように見える。
いろんな成功者が同じことを言っているわけですからね。
例えば「パターンができたら自ら壊せ」っていうのは、成功しているときこそ、そのパターンが通じなくなってきたときのために変化させるというのは、プロゲーマーのウメハラ氏も同じことを言っていたことを思い出す。
つまり勝負事に身を置いているからこそ生まれる強さっていうのがあるんだろうなあと。
「順風の中で危機感を抱けるか」が大事らしいけど、僕の場合は過去を振り返ってみると甘んじてますね、反省。
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特に「自分のタイミングで勝負しない」という考え。痺れをきらせて自分から動くと負ける。功を焦って動くと失敗する。
自分を信じてどっしり構えろっていうのは、僕もいろんな自己啓発書を読んでわかった気になっていても、なかなかそれが実践できないんだよねぇ。
など、色々と自分の弱さを知ることができた一冊。
でも、知っててもそれを実行できるのかは別で、ほとんどの人はそれをできていないからこそ、桜井氏や藤田氏のような傑物はそうそうでてこないんだろう。
とりあえず僕も勝負事に身を置くために、シャドウバースを始めました! Cygames(サイバーエージェント)のゲームだしね!
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起業家 (幻冬舎文庫) Kindle版 藤田晋 (著)が356円
渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 Kindle版 藤田晋 (著)が273円
でKindleセール中になってますね。