かーずSPの戯れ言

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エロマンガ先生に人間関係を教えてもらった件

っていっても、えっちな漫画の事じゃなくて、ライトノベルのことだからね!

さてそんなエロマンガ先生の4巻が発売されたわけですが、本編とは別に、この4巻で、とあるシーンに感銘を受けました。

主人公・マサムネと、女性作家・山田エルフの会話なんですが、エルフが冗談めかして「あたしのこと嫌いなの!?」ってツッコミを入れて、マサムネが「お前のことは最初から嫌いだったけどな」「ひどーい」みたいなやりとりがあって。

しかしその後に「でもそれ以上に好きな所がいっぱいあるからな」っていう風な事を言うジゴロなマサムネなんですが、

「どんなに好きな相手でも、知れば知るほどにその人の欠点も見えてくる。でもそれをもって全否定するのもおかしいし、相手の欠点を受け入れた上で、それ以上に好きなところを認めて仲良くなっていく」ことが重要だ、みたいな心境を語るんですが、これ、人付き合いの基本だよね!と。


自戒を込めて言うと、ムカつく相手だと、そいつが正論言ってても否定したくなるって気持ちになりがちです。
でも誰にだって嫌な部分はあるよ、人間だもん。でもその嫌な部分が自分にとって許容できるものなのか、それがあってもなお、そいつと長く付き合っていこうと思えるだけの別の長所があるのかってことなんだよね。

これはネットでも常々思っていたことで、正しい人は絶対すべての発言が正しい、普段から炎上してる人は何を言っても否定される、とか二元論が幅を利かせますよね。

でも世の中って白と黒だけじゃなくて、もっとグラデーションがかかった灰色の中でみんな暮らしてるわけです。いろんな濃度の灰色から、自分に合う友達を見つけて、末永く付き合っていければ一つ幸せな方向に進めるのかなと思った次第。