かーずSPの戯れ言

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オタクニュースまとめ読み(2015年12月1週)

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欲しいのがたまたま安くなっていたら買い、くらいの気持ちで。

オタクニュースまとめ読み

かーずSPの管理人が最近気になったニュースの解説や見解をコメントしていくコーナー。筆者の属性的にオタクネタ多めです。まずはこれ


「μ’s」解散正式発表 来春東京ドームでファイナル公演

これについては賛否あれど、個人的には、前向きな挑戦で「よくぞ決意した!」 と好意的に受け止めてます。
別に冷めてるわけじゃなくて、毎月電撃G's magazineG’sコミックの両雑誌を楽しみにしているくらいにファンです。


アニメのラブライブ!は、第二期のラストが大団円じゃなくて、花陽の「引き」の台詞で〆るという「ラブライブ!最終回あれでよかったのか問題」ってのが一部のオタクの間でざわついたテーマとなってました。

全部きれいにオチをつけるのではなく、はっきり終わらせない、あやふやに「続く」とするのはいかがなものかという、すっきりしないモヤモヤした人も多かったそうです。

僕は「バック・トゥ・ザ・フューチャー1」のラストと同じく、そういう演出だと解釈してたのでモヤモヤはなかったんですが。花陽の「大変~」は物語がそこから続くわけじゃなくて、同時に発表された劇場版は「けいおん!」みたいに時間が巻き戻るのかと思ってました。

バック・トゥ・ザ・フューチャー1の「To Be Continued」も、最初は2を作られる予定はなくて、「マーティ達登場人物の人生の旅(冒険)はこれからも続く」という意味も含まれたジョークだったそうで(関連:バック・トゥ・ザ・フューチャー - Wikipedia

そういう、最終回問題でざわつかせたラブライブ!が、今度ははっきり「μ’sファイナル」を謳うのはなんとも面白い。


方や比較されがちなアイドルマスターですが、こちらはソシャゲのモバマスで爆発的に人数と規模を増やし、もはや永久機関モードになっている状態。
でもそれは正解で、二次元アイドルは歳とらないし、男を作って結婚しないし、いつまでも現役でやっていけるんですよね

時代を経て、サザエさんドラえもんみたいに声優さんのチェンジや、イラストレーターも「○○代目アイマス絵師」みたいに歌舞伎みたく伝統芸能として受け継がせていくことで、1000年後もずっと歌い続けられる無限のアイドルになるわけで。
まあそうなると、ガミPもディレ1もグラディウスのボスみたいに脳みそだけの状態で、延々とアイマスのゲームを作り続けてるかもしれませんが……サイバーSF。


で、ラブライブ!の方も、そうすることもできたとは思うんですよ。しかし、スクールアイドルフェスティバルってスマホゲーで、あれだけ大量のモブキャラを用意しながら、ちっともメディア展開しなかったのがその答えというか。

アイマスと同じことをやってもしょうがないと思ったのか、他に理由があるのかわかりませんが、ラブライブ!は後輩のラブライブ!サンシャイン!!に代替わりさせることを選んだわけで、有終の美を大きな舞台で飾れる仮想アイドルというのは恵まれてますよ。

普通は伊達杏子みたいに企画でコケて、そのまま誰にも忘れられてひっそりとフェイドアウトしていくんですから。

ちなみに新田恵海さんが「『μ’s FINALLOVELIVE!』はμ’sのファイナルのワンマンライブとなります」とおっしゃってるので、ワンマンは最後だけど、アニサマとか電撃のイベントなどでは一時的に復活もあるのでは、と願ってます。


胸元強調キャラ、主役退く 観光協会ポスター新デザイン:朝日新聞デジタル

のうりんポスター騒動に一定の決着がつきました。またクレーマーに変な実績を与えちゃったなあ…とほほ。

下手に譲歩すると、その規制したラインが新たな防衛ラインになるだけなので、絶滅するまでスペイン人に撤退させられる南アメリカの気持ちというか。

SNS時代になってますます、声の大きい少数派の意見がまかり通る時代になってしまってますが、ここは「貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます」といって、そのまま放置という対処の仕方がよかったのではないかと。
ほとぼり冷めればクレーマーは関心なくすので……彼らにとってはその程度のものが、町おこしに努力している人たちや、僕らファンが楽しくやってることを妨害するのは本当に悲しい。

まあしかしオタク的にずっこけたのは、「いただいた版権イラストを順番に使いまわしている」という協会の最初のコメントで、意外と扱いが雑っていう(笑)
そこは、「この内容のポスターには、このイラストが合うな、うんうん」っていう風に、もっと作品への愛を持ってくれよーって思うんですが、まあ非オタクの係員にそこまで望むのはワガママなのは承知のうえで。

【リコメンド特集】 「このマンガがすごい!」編集部が勝手に選ぶ! 海外から来た!黒船マンガランキング

もはや漫画は日本だけのものじゃないよってことで、世界に芽吹く漫画家さんたち特集。

アメコミは別文脈から生まれたものですが、いわゆる「MANGA」という日本で生まれた文化のフォロワーが世界に広がっているという話。

注目すべきは2位の『ラディアン』、これがフランスから生まれてきたことに、漫画のグローバルな未来を感じて非常に興奮した次第。

そもそもすでに僕らの読んでいる漫画雑誌にも海外勢は入ってきてて、二度アニメ化もされて僕も大好きなフリージングも韓国の作家さんですし。
というか、前に褒めちぎったこともある『こもりクインテット!』のTiv先生も韓国人とかマジすか! とこの記事で驚いたり。

ただやっぱり漫画家が生まれる土壌としては、アシスタント制度や漫画雑誌の数、コミックマーケットなど創作発表の場など、日本が圧倒的に恵まれていますよね。

なので今後、海外から日本に漫画家志望者が修行しにして、それぞれ自分たちの国らしいエッセンスで、新たな作風が生まれて、世界規模に発展するような漫画文化が生まれて欲しい(風呂敷広げすぎ)


阿部共実のショート集「死に日々」1年ぶり新刊、Webでも連続更新 - コミックナタリー

待ってました! な阿部共実先生の新刊。僕は阿部先生のことをオンリーワンの物語が描ける鬼才だと思っていて、シュールな笑いの合間に、すさまじい哀愁や、ケレン味を入れ込んでくるんですよ。

特に印象深かったのが、『空が灰色だから』のピッチャーの男の子と幼なじみの女の子の話。

ピッチャーの男の子は期待の新星だったけど地域予選決勝で打たれこんで負けて、野球をやめるんですよ。彼の期待は失望へと変わって大勢のファンもいなくなってひとりきり。
で、幼なじみの女の子が憎まれ口で「だらしねえ、やめちまえ」ってゲキを飛ばすんだけど実は心配していて昔から好きというツンデレ
一方、唯一残ったファンの女の子は、今のうちにツバつけておこうみたいな計算高い女で、こいつから守ってやらねばと誓う。

しかしピッチャー君、実は一年間の地獄の苦しみに耐えてリハビリしていたんですね。そして華麗なるカムバックを果たして試合に勝つ。周囲の評価も復活して、喜んで駆け寄る女の子に取ったピッチャー君の態度は……という話。

スト2ページのオチとコマ割りが衝撃的で、もう一生忘れない回になってます。

MD松尾のヒット解析:モンハンクロスがV2達成! 品薄状態続く - MANTANWEB(まんたんウェブ)

忙しくてモンハンやれてなく、今も村クエ3、HR2なんですが、ニャンター強くて面白いっすね。今回はオトモアイルーを操作できるんですが、もはや別ゲーといった感じ。聞いた話ですがイャンガルルガの武器が強くて、ブーメラン武器がいいとのことです。
にしても今回のモンハンクロス、3rdや2ndGのマップが出てきてソニーハード時代の総決算という感じ、もうPSPを引っぱり出さなくてすむね。

もういっこ、「ヴァルキリードライヴ ビクニ」は「閃乱カグラ」の制作スタッフなので気になる存在。「閃乱カグラ」はVitaの方は面白くて、3DSの方はいまいちという感想なので、Vitaで出るこちらも楽しみだ。


今週はこんな感じで、ではでは。