かーずSPの戯れ言

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睾丸が痛くて、勇気を振り絞って泌尿器科に行った件

今回は文字通りのシモネタなわけですが、特にぶつけたわけでもないのに睾丸が鈍い痛みで、我慢できないほどじゃないんだけど、やっぱり痛いものは痛い。

もう、前立腺がんじゃないかと不安でたまりませんでした。

というのもここ最近、松智洋先生や水谷優子さんなど僕らオタクにとってはカリスマクリエイターや声優さんがガンでお亡くなりになっていて、自分の周りでも最近ガンで死亡した話もありましたし、40代以上はガンの死亡率が上がりますから。

でも他人に股間を見せるのは恥ずかしいやら恐怖やら、ネガティブ感情てんこ盛り。泌尿器科にいくのがためらわれました。
でも悩んでいるうちに末期ガンになってたらそれこそ洒落にならんってことで、不安なまま生活するのもまた地獄。
なので、なけなしの勇気を振り絞って泌尿器科に行ったので、同じような悩みの方、今後同じような症状の方への参考になればと思ってここに体験談をシェアします。


まず診察前に尿検査をするんで、水を飲んでおいた方がいいんですね。こういうことを知らなかったので覚えておいたほうがいいかも。

お医者さんは初老の男性で安心しました。でも受付の子が若い女性だったので、睾丸の痛みをシートに書いて渡すのも、一種のプレイだと自分に言い聞かせながら提出。

尿検査の結果はすぐに出るそうで、昔と違うんだなあと医療の進歩を感じたり。

検査は、仰向けに寝かされて下半身マッパで膝を立てるポーズ。このまま医師に睾丸をモミモミと揉まれたりします。幸い腫れたりしてなかったんですが、なんでこんな事になっているんだろうって、天井のシミを数えながら受け答えしました。

次に、ま○ぐり返しみたいなポーズでお尻の穴から指を入れられて前立腺を触診。よくエロ漫画とかエロラノベである、女の子に前立腺をグリグリされて勃起しちゃうみたいな大半の人は「知らねーよ」ってネタがあるんですが、いや~、ただただ内蔵に異物が入ってくる辛さしかないっすわ……「お尻の穴は出すところであって、入れるところではない」と言いたいですね。

でもって前立腺をマッサージされても激痛などは起きなかったので、そこで終了。お尻をゼリーで拭きとってもらうんですが、汚れてしまって申し訳ないっていう、謎の罪悪感でいっぱいになります。

ところが二度目の尿検査がありまして、前立腺をいじることで分泌物が出てるかの再検査があるんですね。

「すでに一回目の尿検査で出し切ってるわ! 二度目があるなら最初に言えよ~」って感じでしたが、無理やり出しました。

そして診断結果は、慢性前立腺炎という炎症らしいです。

・細菌感染
・物理刺激
・アレルギー

などが原因で、治療には半年近くかかることもあるとのこと。日常行為で気をつけるのは、

・自転車、自動車、バイクの長時間の運転
・長時間の座位
・飲酒
・便秘
・過度な性行為(精液を出すのは良いことらしい)

だそうで、男性の皆さんお気をつけ下さい。そして

・おしっこは我慢しない
・足腰を冷やさない
・疲労は溜めない
・入浴がいい、シャワーだけはダメ

とのこと。診察費用は国民健康保険で3000円、排尿障害を治す薬のセルニルトン錠と、細菌による感染症を治療するレボフロキサシン錠を一週間分処方されて約1000円。


痛みを感じてもスルーしてしまいがちなんですが、痛みがあるってことは身体が異常を訴えているってことなので、泌尿器科恥ずかしいと思わずに行ったほうが、原因がわかった分、すっきりして気分がいいと実感した次第です。